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大月歯科医院では歯並びについての相談も積極的に受けている。インプラント治療だけに力を入れているわけではない。矯正って言うと一般的には審美的な動機でやるものと思われている人が多いのですが、実はそうではありません。歯並び(咬合)は咬む力を均等に支え、さらに余分な力を分散させるという意味でとても大切です。 インプラントに限らず、入れ歯にしても、虫歯の治療にしても、もちろん歯周病にも噛み合わせの関係と言うことが治療の難易度に関わる重要なファクターとなっているのです。 だから、大月歯科医院では噛み合わせにもこだわる。...というか、気になって仕方がない。 『噛み合わせの悪い口の中=姉派的違法建築の家』って感じなのです。 そんな家が長く機能するはずもないし、快適に暮らせるわけがないのは容易に想像がつきます。 もしかすると、噛み合わせが良ければこんなに歯の治療をしなくても良かっただろうにと思う方さえいるのです。 私的には虫歯は『無知から来る病気』だと思う。きちんとした虫歯の知識さえあって、生活習慣に工夫をすればほとんど防げる。歯周病は50%生活習慣、25%噛み合わせ、15%年齢と性別、10%全身疾患って感じでしょうか?たしかに生活習慣の改善でかなりのお口の中の病気は予防できると思う。でもどうしようもないのが歯並び(噛み合わせ)。だから矯正治療は重要なのです。 入れ歯の治療、インプラント治療はそういう意味でベストな噛み合わせの関係が構築できるように治療できるからいいです。時々インプラントで無理無理な位置に埋入されて変な咬合関係、変な補綴物になって、噛めない、違和感があるので見てほしいといって来院される方がある。見ていてとても悲しいし、歯医者としてのモラルを疑うことがある。入れ歯だったら作り替えられるけど、インプラントは一度埋入してしまうともう元には戻せない。もちろん矯正もできない(当たり前ですけど)。ちょっと辛口ですがGBR、骨移植等のオプション無しでインプラント治療はやるべきではない。ほとんどの欠損歯症例へのインプラント埋入には何らかの前処置がいるはずだとおもう。特に長期欠損部位(たとえばブリッジのダミー部分など)は骨吸収があるのでその部位へのインプラントの埋入はGBRもしくは骨移植が必要となる。そうしないと正しい咬合関係が構築できないはずだ。 『インプラントが埋入できる』のではなく、『インプラントが正しい位置に埋入できる』を考えるべきだ。
歯並びについてもう一つ最近気になること、それは子供の歯並びの悪さ。スペースがない。バイトが深い。 岡山大学小児歯科の岡崎先生曰く、かじって食べることが少ない食生活が影響しているらしい。確かにそうかも。食べることがあまりに便利になりすぎたのかもしれない。最近ではゼリー系の栄養食品(宇宙食のような感じの)も出回ってるし、栄養は確かに確実にとれるけれども、問題はその取り方なのだ。 もう一つ、子供の歯で気になること。それは『先天性欠損歯(大人の歯が生えてこない)』が多いと言うこと。先日前歯のスペースがないので歯列の拡大をしようと思ってパノラマをとったら上下の小臼歯がほとんど無いことがわかった。合計7本の先欠。こうなるともはや拡大の出番ではない。将来的にどのように噛み合わせを作っていってあげるのかを考える必要がある。そうなると矯正、インプラントのような外科処置など総合的なサポートが必要だ。 大月歯科医院では矯正の専門医である立花先生に主に矯正治療を担当してもらっている。GPの立場からは私がサポートしており、小さいときからの咬合管理を医院全体で取り組んでいる。これからますますこの需要は高まる(必要とされる事態が来る)と思う。
きれいな噛み合わせの口の中を見るととても安定していてきれいに見える。それは単なる白さだけでは無く、完成された自然美、機能美なのです。
『噛み合わせ』は『神合わせ』でもあるのだ!!
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