|
インプラントオペの地獄のロード2週目の今日は大学病院でのインプラントのオペでした。術式名は上顎洞の挙上術(サイナスリフト)とインプラントの同時埋入である。サイナスリフトとインプラントの同時埋入は最近ではかなり一般的になってきたが、それでもリスクは単純なインプラントの埋入に比べればリスクは高い。当然術前の入念なCTによる上顎洞内の様子や埋入部位の骨の状況などの診査を行う必要がある。 今回もいつもと同じく術前CTを眺めながら手術時のイメージを頭の中で構築していくのですが...どうしても1つだけイメージの作れないところがある。ビジュアル化しないのである。 外科に携わるものにとって術前にビジュアル化できないということは恐怖です。みなさん私がメスを執るのは何ともないと思っているでしょう?実は怖いのです。怖いから安全策を常に考えてメスを執れるのです。いわばコントロール下におかれたメス。そうじゃないと犯罪者と同じでしょ? 術前の恐怖と迷いは術中の躊躇(ためらい)につながり、冷静な判断を妨げます。術前の迷いに遭遇したときいつも考えることがあります。 それは今度やろうとしてることは『ビッグチャレンジ』なのか『グッドチャレンジ』なのか? ビッグチャレンジとはめったに遭遇しない、もしくはいままでにない、革新的な挑戦。 グッドチャレンジとはやることで意義をもつような、そしてミスしても次があるような(ここが大切p(>_<)q)、前向きな挑戦。 もちろん術者のスキルによってそのどちらに相当するのかは変わると思います。大切なのは自分にとってはどちらなのかということ。そして臨床に携わるものとしては私はいつもグッドチャレンジを選択していきたい。 今回はとても迷った。そして一緒に仕事をしてくれている口腔外科の先生とも相談して、グッドチャレンジを選択できるよう患者様にも直接説明をさせてもらった。 私は大学病院でオペをするときは特に埋入時には必ず立ち会っている(埋入は自分でしている)。なぜなら変な場所への埋入は結局最終的にきちんとした歯が入らないからである。よく他院で行ったインプラントの相談でかめない、痛いといってこられるが、大概の場合埋入の位置自体がおかしいことが多い。話を聞くと埋入したドクターと補綴を行ったドクターとの連携がうまくいっていないことが多いのだ。また、術前の診査も甘いことが多い。 インプラント治療を受けられる方に安心して治療を受けていただきたい。ただそれだけでいいのです。だから必ず埋入時には立ち会うようにしているのです。 大学病院で私の顔を見て一番に『ここで先生の顔が見れるのはとても安心する』と患者様にいわれた一言がとても印象的だった。 結局手術は無事終了。そのあと『長いおつきあいになりますのでよろしくお願いします』といわれ、私も張りつめていた緊張が一気にほどけました。
患者様一人一人にとって大月歯科医院が『隠れた名店』になるためのワンステップはここにあるのだなと改めて実感した一日でした。
そういえばインプラントの情報サイトの症例写真、最近更新してないなぁ...。いっぱいたまってるので休みにでも整理してまたアップします。 本家!大月歯科医院のホームページはこちら
インプラント情報専門の『大月歯科医院インプラント情報サイト』もよろしく!
歯科衛生士さん、歯科助手さん!大月歯科医院で働きませんか? 『岡山 大月歯科医院の就職・求人情報』はこちら
|